海士町、地域間共創を目指し『地域パートナー制度』創設—第1号に山梨県丹波山村が参加

2025/01/20

一般財団法人島前ふるさと魅力化財団(島根県隠岐島前)は、2024年11月より、地域の枠を超えた共創と共生を目指す『地域パートナー制度』を創設し、第1号として山梨県丹波山村が参加しました。

制度創設の背景

海士町は過去20年間、「隠岐島前高校教育魅力化プロジェクト」を中心とした公教育改革や、特産品開発を通じた地域活性化に取り組んできました。近年では、「大人の島留学制度」や「海士町オフィシャルアンバサダー制度」を創設し、地域への人材還流とデジタル技術を活用した関係人口の拡大を推進しています。さらに、2024年11月には共創特化型DAO「Amanowa DAO」を立ち上げ、Web3.0技術を活用したコミュニティ形成にも着手しています。

地域パートナー制度の概要

この制度は、海士町の理念に共感する自治体を対象に、「人材還流・関係人口経営」をテーマとした視察研修プログラムの提供や、広報活動の支援を行います。これにより、若者を中心とした地方への人材還流と、関係人口の地域経営への参画を広域的に推進し、新しい地域経営モデルの構築を目指します。

丹波山村について

山梨県丹波山村は、東京都、埼玉県と接する人口約530人の村です。300年以上続く「ささら獅子舞」や「お松曳」などの郷土芸能が受け継がれ、自然環境を生かした新しいビジネスも展開されています。東京都市圏からのアクセスが良く、登山やキャンプなどで多くの人々に親しまれています。

今後の展望

2025年1月16日、海士町と丹波山村は『新しい地域経営モデル構築』に関する連携協定を締結しました。今後は、若者の人材還流と関係人口の地域経営への参画を目指し、自治体間の共創による新たな価値創出に取り組んでいきます。

URL一覧
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000043269.html

著者:muun編集部

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