株式会社Relicは、宮城県DXスタートアップ創出イベント実行委員会の「令和6年度DXスタートアップ人材創出促進業務」の運営事業者に採択され、県内外の学生を対象に起業意識やスキル向上を支援する「Make a Move! in MIYAGI スタートアップチャレンジBoot Camp」を開催しました。本プログラムでは、宮城県が抱える課題の一つである「林業」をテーマに、デジタル技術を活用した解決策を考案し、デザインプロトタイプを制作。その後、県の担当者やRelicの事業プロデューサー、起業家に向けてプレゼンテーションを行い、最優秀賞を競いました。

合宿は2024年11月2日から2日間にわたり実施され、県内外の大学生・高専生32人が参加しました。初めに他己紹介ワークを通じて交流を深め、その後、ペルソナ設定や機能要件定義、ワイヤーフレーム制作、デザインプロトタイプ制作と進行。最終的に各チームが考案した事業案をプレゼンテーションし、最優秀賞には山の資産価値を可視化し、資産運用を提案する「とちしるべ」が選ばれました。

参加者からは、「ゼロから事業を形にする貴重な学びの時間になった」「他分野の学生との交流で視野が広がった」との声が寄せられました。主催者である宮城県DXスタートアップ創出イベント実行委員会の事務局長・熊谷氏は、「学生たちが真剣に議論する姿に感動した。今後もこのようなプログラムを継続して開催し、デジタルを活用した新たな価値創出に取り組んでいきたい」と述べています。

宮城県は、人口減少などの社会課題解決に向け、デジタル技術を活用した起業や社会変革に挑戦する若者の育成を目指しています。今回のプログラムは、その一環として実施され、若い世代が活躍できる社会の創造に寄与することが期待されています。

元記事：「林業」をテーマに宮城県で事業創出を体験する、学生向け合宿プログラム

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