京都府福知山市は、地域おこし協力隊員と受入地域のミスマッチを防ぐため、2023年度より「地域おこし協力隊体験会」を実施しています。今回の体験会では、一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社 福知山地域本部(福知山観光協会)が受入候補団体となり、「観光情報の発信」をテーマに開催されます。観光分野での活動を希望する方々に、福知山市での生活を体験し、現地の団体や現役隊員との交流を通じて相互理解を深める機会を提供します。
体験会の概要
福知山観光協会からのメッセージ
福知山観光協会は、観光案内所の運営や情報発信、関連イベントへの参加などを通じて、福知山の魅力を広めています。今回のミッションでは、協会のメンバーとして新たな魅力の情報発信や観光コンテンツの発掘・磨き上げを行います。観光や食、人情味あふれる福知山を全国に広める活動に参加しませんか。わからないことは何でも気軽に相談できるメンバーが皆さんをお待ちしています。
地域おこし協力隊制度について
都市地域から過疎地域等に住民票を移し、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱します。隊員は地域に一定期間居住し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援や農林水産業への従事、住民の生活支援などの活動を行いながら、その地域への定住・定着や地域活性化を図ります。
福知山市の取り組み
福知山市では、ミスマッチを防ぐため、隊員希望者と受入団体が相互理解を深める取り組みを行っています。2023年8月には、総務省から「地域おこし協力隊アドバイザー」を招き、地域団体と勉強会を実施しました。また、2024年2月には初めて体験会を開催し、5年ぶりに隊員の募集を再開しました。現在、3名の隊員が活動を開始しており、定期的なミーティングを通じてミッションの進捗管理やサポートを行っています。
※元記事へのリンク:京都府福知山市「地域おこし協力隊体験会」の募集開始!