浅草地区で観光マナー啓発を推進する新たな取り組みを開始

2025/01/08

台東区は、浅草地区の地域住民や事業者と協力し、観光客の満足度向上と区民の生活との調和を目指したまちづくりを進めています。この度、観光マナー啓発を中心とした新たな取り組みを開始し、持続可能な観光地の実現を目指します。

スローガン「EDO IT!」で啓発活動を推進

「EDO IT!」は、江戸らしくストレートに「DO IT!(やろう)」という呼びかけを込めたスローガンです。浅草地区を浮世絵タッチのビジュアルで表現し、観光マナー啓発を行います。

取り組み内容

  1. 持ち帰り用ごみ袋と観光マナー啓発リーフレットの配布
    ポイ捨て行為に対する意識啓発や観光マナーへの理解促進を目的に、「持ち帰り用ごみ袋」と「観光マナーリーフレット」を配布します。リーフレットは、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語でわかりやすいイラスト入りです。
    • 配布開始: 2024年12月1日から
    • 配布場所: 浅草地域の観光案内所、観光バス降車場、宿泊施設など
  2. ごみのポイ捨て禁止啓発
    巡回スタッフが移動式ごみ箱を持ち、浅草地区を巡回しながら観光客へのマナー啓発を行います。江戸をテーマとしたコスチュームを纏い、観光客が一緒に記念撮影したくなるような楽しいマナー啓発を実施します。
    • 実施期間: 2024年12月1日~2025年1月下旬(毎日予定)
    • 実施時間: 昼1回、夕方1回
  3. ごみ拾いイベントの実施
    浅草寺や仲見世商店街周辺を舞台に、ゲーム感覚でごみ拾いを楽しむ「清走中」を開催します。ごみのポイ捨て問題への意識を醸成しながら、浅草地区の美化を推進します。
  4. ごみの組成調査・分析の実施
    浅草地区内における道路等に投棄されたごみの現状を調査し、ごみの多い場所や量、組成を明確にすることで、今後の浅草地域のポイ捨てによるごみ対策の基礎資料となるよう分析を行います。
  5. トイレ・公衆喫煙所案内マップの提供
    観光客への情報発信強化として、「トイレ」「公衆喫煙所」の場所を探せるデジタルマップを公開しています。二次元コードを読み取ることで簡単にアクセスできるよう、コードが印刷されたポスターやミニスタンドを地域事業者の協力のもと店頭や観光案内所などに設置します。
  6. 店頭行列の緩和実験
    入店待ちの行列が歩行の妨げになっているケースがあることから、行列緩和を目指し、番号案内による順番待ちシステムを試験導入します。快適な歩行空間の確保とともに、地域飲食店などへ実験結果を共有し、システムの普及を図ります。
    • 実施期間: 2024年12月~2025年3月
    • 対象店舗: 浅草地区の店頭行列ができる店舗

これらの取り組みを通じて、台東区は浅草地区の観光マナー向上と持続可能な観光地づくりを推進していきます。


元記事へのリンク: 観光マナー啓発をはじめとした新たな取り組みを実施 ~浅草地区における持続可能な観光地づくりについて~

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著者:muun編集部

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