静岡県磐田市は、明治安田J1リーグ所属のジュビロ磐田と連携し、東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)在住のジュビロサポーターを対象とした1泊2日の「磐田市移住体験ツアー」を11月9日(土)と10日(日)に実施しました。このツアーには8組17名が参加し、ジュビロ磐田の試合観戦や市内施設の見学を通じて、磐田市での生活を体験しました。
1日目の活動
ツアー初日は、磐田市の地場産品を使った昼食を楽しみながら、先輩移住者で構成される「いいわたし暮らし応援団」との交流会が行われました。参加者からは「磐田に住んでよかった点は?」「ジュビロ磐田を身近に感じる生活はどうですか?」などの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。また、女子サッカーなでしこリーグ・静岡SSUボニータの選手2名(移住者)も参加し、交流を深めました。
その後、ヤマハスタジアムで行われた第36節ガンバ大阪戦を観戦。普段はアウェーで観戦している参加者は、ホームゲームならではのサポーターの大歓声を肌で感じ、選手たちが得点を重ねる度にハイタッチなどで喜びを分かち合いました。試合は3-4で惜しくもガンバ大阪に敗れましたが、熱気あふれる観戦体験となりました。
試合後には、ヤマハスタジアムの見学ツアーが実施され、普段は入ることができないVIPルームを見学中に、藤田俊哉スポーツダイレクターがサプライズ登場。「ぜひ磐田にお越しください」との声掛けに、参加者からは歓声が上がりました。また、クラブレジェンドである中山雅史選手専用の「中山メモリアルシート」との記念撮影も行われ、特別な時間を楽しみました。
2日目の活動
ツアー2日目は、市内中心部にある今之浦公園や商業施設、住宅などを見学。住宅見学では、市内の複数の物件を巡り、磐田市の不動産相場や現状について説明を受け、参加者たちは実際に移住した場合の生活を具体的にイメージしていました。
参加者の声
東京都在住の野口さんご夫婦は、「東京から観戦に来ても駅とスタジアムの往復しかしてこなかったので、気になっていた施設や知らなかった情報を知ることができて良かったです。移住についてはぼんやりと考えていましたが、今回のツアーで住まい、仕事、市の環境を実際に見て、どの点を重視しようかなど、具体的に考えるきっかけになりました」と感想を述べました。
同じく東京都在住の北川さんご家族は、「スタジアム周辺の環境を知ることができ、好きなチームがある街の雰囲気を感じられて嬉しかったです。交流会では、実際に子育て世代の先輩移住者とお話ができて良かったです」と話しました。
磐田市では、オンラインでの移住相談も随時実施しています。詳しくは磐田市ホームページをご覧ください。