大熊ダイヤモンドデバイス株式会社は、福島県大熊町において世界初となるダイヤモンド半導体の量産工場を着工しました。この工場は、次世代通信技術「6G」の実現に不可欠とされるダイヤモンド半導体の開発を加速させるための拠点として2026年に稼働予定です。
ダイヤモンド半導体は、既存の半導体に比べて高周波特性、大電力効率、放熱性に優れています。また、高放射線や極度の温度環境下でも正常に動作するため、原子炉内や宇宙空間での利用が期待されています。これにより、原発や宇宙、防衛市場向けの製品開発が進行中です。
本工場の稼働により、福島県大熊町では20人以上の新規雇用が見込まれています。地域の経済活性化にも寄与することが期待されており、地元の賑わい創出への貢献も目指しています。
3月27日には福島県大熊町で地鎮祭が行われ、国や県、施工業者など70人以上が出席しました。参加者は工事の安全を祈願し、地域の復興への期待を新たにしました。
このプロジェクトについては、複数のメディアで報道されています。例えば、NHK福島 NEWS WEB、テレビユー福島、福島中央テレビなどが、ダイヤモンド半導体工場の建設について取り上げています。
会社概要
社名:大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
所在地:北海道札幌市北区北21条西12丁目2北大ビジネススプリング
URL:https://ookuma-dd.com/
PRTIMES元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000120349.html