岡山から生まれた点字ブロックの重要性を広く伝えるため、岡山交通株式会社は「点字ブロックタクシー」を運行開始しました。この取り組みは、視覚障害者誘導用ブロックの設置が世界で初めて行われた3月18日、「点字ブロックの日」に合わせて始動し、杜の街グレースにおいて出発式が執り行われました。
視覚障害者の安全な移動を支える点字ブロックは、約58年前に岡山で誕生し、現在では150ヶ国以上で使用されています。このタクシーは、黄色い車体に点字ブロックのデザインを施し、視覚的にも特徴的で、視覚障害者の重要な移動手段として役立つことを期待されています。
出発式の様子
出発式には、認定NPO法人ヒカリカナタ基金の竹内昌彦理事長、社会福祉法人岡山県視覚障害者協会の片岡美佐子会長、岡山県立岡山盲学校の梅田裕子校長など、関係者約30名が出席しました。式典では、主催者と関係者の挨拶に続いて、タクシーデザインの紹介が行われ、乗務担当社員への任命書の授与がありました。最後にはテープカットが行われ、正式に運行を開始しました。
ヒカリカナタ基金の竹内理事長は、「点字ブロックは視覚障害者にとっては生きていくためにとても大事な設備です。今回、その点字ブロックのタクシーを作ってはどうかという提案が一般の方から出たことをとても嬉しく思います。このタクシーが、視覚障害者への理解を深めるきっかけとなり、優しい声かけが広がることを期待しています」とコメントしました。
点字ブロックタクシーの特徴
点字ブロックタクシーは、黄色い車体に濃い色の点字ブロックを描き、ポップにデザインされています。車体側面には「点字ブロックは岡山生まれです」というメッセージが大きく配置され、ルーフには盲導犬とハート型の点字ブロックのオブジェが設置されています。車内には点字ブロックの歴史や重要性を説明する資料が展示され、乗務担当社員はユニバーサルマナー検定3級を取得しています。
新たなサービスと体験
岡山交通は、点字ブロックの啓発活動を通じて、新しいサービスを展開しています。乗車特典として、オリジナルデザインのシールとアクリルキーホルダーを無料でプレゼント。また、視覚障害者向け観光プランも販売し、点字ブロックタクシーやジャンボタクシーでの利用が可能です。
さらに、サポートサービス「あんしんナビタクシー(仮)」を導入し、視覚や聴覚障害者がスムーズにタクシーを利用できるよう、配車室での登録サービスを開始予定です。
点字ブロックの歴史とその意義
点字ブロックは、岡山県倉敷市出身の三宅精一氏によって考案され、1967年に世界初の敷設が行われました。視覚障害者が安心して歩けるようにするためのもので、日本工業規格(JIS)や国際規格も制定されています。視覚障害者の中には弱視の方も多く、黄色は道路上でも目立つ色として採用されました。
岡山交通株式会社の取り組みは、視覚障害者への理解を深め、誰にとっても優しいまちづくりに寄与することを目指しています。
岡山交通株式会社公式HP:https://okayama-kotsu.com
岡山交通株式会社公式X:https://x.com/OkayamaKotsu
両備グループ公式HP:https://ryobi.gr.jp/
両備グループ公式X:https://x.com/GroupRyobi
ユニバーサルマナー検定公式HP:https://universal-manners.jp/
ユニバーサルマナー検定公式X:https://x.com/um_japan
PRTIMES元記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000428.000052428.html