いわきFC、ペットボトルをアップサイクルした新グッズ開発プロジェクトを開始

2024/11/19

一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、2024年11月10日(日)より、福島県の海洋ごみ削減を目指す「アップサイクル商品開発プロジェクト」を開始しました。この取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されています。

福島県のリサイクル率は13.2%と低く、都道府県別で全国ワースト2位という課題があります。この状況を改善するため、いわきFCと連携し、試合会場やイベント会場、さらにイオンモールいわき小名浜のオフィシャルファンショップにペットボトル回収機を設置しました。回収されたペットボトルはリサイクルフェルトにアップサイクルされ、いわきFCのオリジナルグッズとして生まれ変わります。

11月10日にハワイアンスタジアムいわきで開催されたいわきFCのホームゲーム最終節では、ペットボトル回収機がお披露目されました。多くのファンが積極的にペットボトルを投入し、90リットルのごみ袋7袋分のペットボトルが回収されました。

試合終了後、回収機はイオンモールいわき小名浜の4階にあるいわきFCオフィシャルファンショップに移動し、11月30日(土)まで常設されます。また、11月16日(土)には「ホームタウン感謝祭in楢葉町」の会場・ならはスカイアリーナ、11月17日(日)には「魂の息吹くファン感謝祭2024」の会場・いわきグリーンベース(21世紀の森公園内)でも回収が行われます。

このプロジェクトを通じて、サポーターが環境保全や資源の大切さを実感し、海洋ごみ削減への意識向上が期待されています。回収されたペットボトルは、いわきFCオリジナルグッズ「コードクリップ」の一部として再利用され、来年のホーム開幕戦で限定配布される予定です。

福島県のリサイクル率向上を目指し、地域全体で環境意識を高め、持続可能な社会の実現を目指すこのプロジェクトは、スポーツを通じて地域に貢献する取り組みとして注目されています。

プロジェクト概要

団体概要

関連プロジェクト

この取り組みを通じて、地域全体で環境意識を高め、持続可能な社会の実現を目指しています。スポーツと環境保全の融合により、地域社会への貢献が期待されています。

著者:muun編集部

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