株式会社ファミリーマート（本社：東京都港区、代表取締役社長：細見研介）は、食品ロス削減の一環として、消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品に貼付する値下げシールを、感情に訴える「涙目シール」に変更し、2025年3月11日（火）より全国の店舗で順次導入を開始します。​さらに、おむすび・弁当・寿司など約70品目の消費期限を2時間延長する取り組みも実施します。​

「涙目シール」導入の背景

「涙目シール」は、値下げ金額だけでなく、「たすけてください」というメッセージとキャラクターの涙目のイラストを添えることで、消費者の感情に訴え、食品ロス削減への協力を促すことを目的としています。​2024年10月に実施した実証実験では「涙目で思わず助けたくなるイラストだったので手に取った」「食品ロス削減に関心があるので賛同して購入した」といった好意的な意見が寄せられました。​これらの結果を受け、全国展開にあたりデザインを一部改良し、メッセージやキャラクターの表情をより大きく、わかりやすくしました。​

全国展開のスケジュール

「涙目シール」は、2025年3月11日（火）より東海地方（愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の一部）の店舗から導入を開始し、順次全国に拡大していきます。​値下げシールは、金額ごとに10円、20円、30円、50円、100円、120円、150円の7種類のデザインがあります。​なお、従来のシールの在庫状況により、各店舗での導入時期は異なる場合があります。​

消費期限の2時間延長

製造工程の見直しにより、お米本来の美味しさを最大限に引き出すとともに、品質の保持を実現しました。​これにより、おむすび・弁当・寿司などの米飯全商品（チルド温度帯の商品を除く）約70品目について、2025年3月4日（火）発売分から消費期限を2時間延長します。​これにより、販売機会の増加と食品ロス削減が期待されます。​
（※宮崎県、鹿児島県、沖縄県は除く。）

環境の中長期目標「ファミマecoビジョン2050」

ファミリーマートは、環境に関する中長期目標「ファミマecoビジョン2050」を策定し、「温室効果ガスの削減」「プラスチック対策」「食品ロス削減」の3つのテーマで取り組みを推進しています。​これまでも、商品のロングライフ化や発注精度の向上、「てまえどり」の継続実施など、様々な取り組みを実施してきました。​2021年7月からは、消費期限の迫った中食商品にバーコード付き値下げシールを貼り、値下げ販売する「ファミマのエコ割」を導入し、全国の9割以上の店舗で活用されています。​これらの取り組みにより、2023年度の食品ロス削減実績は、2018年対比で28.9％の削減を達成しました。​今後も新たな取り組みに積極的にチャレンジし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。​

▼実証実験の概要はこちらの資料からご覧いただけます
https://www.family.co.jp/sustainability/topics/2024/s20241023.html

▼ファミリーマートの食品ロス削減の取り組みはこちらからご覧いただけます
https://www.family.co.jp/sustainability/material_issues/environment/circulation.html

▼「ファミマecoビジョン2050」の概要について
https://www.family.co.jp/sustainability/ecovision.html

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PRTIMES元記事：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001649.000046210.html