環境省は11月29日、「第12回グッドライフアワード」の受賞者を発表しました。株式会社wash-plus(本社:千葉県浦安市、代表取締役:高梨健太郎)が展開する「コインランドリーwash+」と宿泊施設向けランドリー「wash+ Comfort」が、「実行委員会特別賞 地球と人への想いやり賞」を受賞しました。
株式会社wash-plusは、「人と地球にやさしい未来を」を掲げ、洗剤を使わずに「wash+ Water」(洗濯専用アルカリイオン電解水)で洗濯する技術の特許を取得し、事業化しています。この方法は化学物質を一切使用せず、アレルゲンフリーで、節水効果が高く、排水汚染も少ないため、水資源の保全に貢献しています。
さらに、ランドリー専用のIoTシステム「smart laundry」を開発し、リアルタイムの売上管理やビッグデータによる顧客分析、アプリを通じたダイレクトマーケティングなど、コインランドリーの新たな経営戦略をITの力で実現しています。また、ソフトウェアの更新により、設置後の機械に新しい機能を追加し、機械の寿命延長も図っています。
これらの事業を通じて、SDGsの17の目標のうち10を実現し、日常の洗濯を「持続可能な社会の実現に貢献する活動」へとつなげています。
「コインランドリーwash+」は、「水で洗う洗濯」を提供するだけでなく、タッチパネル付き洗濯乾燥機や多様なキャッシュレス決済への対応、業界初のダイナミックプライシングの導入など、最先端の技術を活用しています。また、魚が泳ぐ洗濯機やダンスを踊るロボットなど、楽しい仕掛けがある店舗も展開しています。
「wash+ Comfort」は、wash-plusの技術をホテルや旅館向けに最適化した新しいランドリーサービスです。アレルゲンフリーな洗濯で水資源の保全に貢献し、施設のSDGs対応を推進します。また、IoTシステムを標準装備し、インバウンド対応やホテルスタッフの省人化を実現しています。さらに、オリジナルのカーボンブラックの外装で館内の高級感とも調和しています。
「グッドライフアワード」は、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関する活動や取り組みを募集・紹介・表彰し、活動や社会の活性化を支援するプロジェクトです。第12回では、221件の取り組みの中から、グッドライフアワード実行委員会での審査を経て、10の取り組みに対し、環境大臣賞として最優秀賞、優秀賞、各部門賞が決定されました。また、その他の優れた取り組みとして、実行委員会特別賞(25件)が選定されました。
詳細ホームページ:「第12回グッドライフアワード」環境大臣賞最優秀賞等が決定!! / 環境省 報道発表
環境省グッドライフアワード
株式会社wash-plus
所在地:〒279-0004 千葉県浦安市猫実1-9-5
代表者:代表取締役 高梨 健太郎
設立:2013年5月
資本金:1012万円
事業内容:総合コインランドリー事業・システム開発
URL:http://wash-plus.co.jp/
過去の受賞歴としては、2020年第3回日本サービス大賞(主催:公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会)で優秀賞を受賞しています。また、2019年度(第37回)IT賞(主催:公益社団法人企業情報化協会)では、「働き方改革、女性の社会進出を支える顧客と繋がるIoTコインランドリー」が評価され、中小企業史上初のIT最優秀賞を受賞しました。さらに、「CHIBAビジコン2016」では、「アレルゲンフリーを目指すコインランドリー事業のIoT化とその未来」というビジネスプランで、千葉県知事賞〖ちば起業家大賞〗を受賞しています。2023年度(第41回)IT賞(主催:公益社団法人企業情報化協会)では、「コインランドリービッグデータ×気象データが導く“ダイナミックプライシング”」が評価され、IT賞(顧客・事業機能領域)を受賞しました。また、「ニューズウィーク日本版SDGsアワード2023」(主催:ニューズウィーク日本版)では、洗濯技術のイノベーションがSDGs目標6の水質汚染の削減・水の利用効率改善につながるとして、環境部門賞を受賞しています。
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