水戸ホーリーホックがクリーンエネルギーに注目、Jリーグクラブ初のソーラーシェアリング事業を開始

2024/07/02

背景と目的

水戸ホーリーホックは、地域に根ざしたクラブビジョンを掲げており、その一環として農事業「GRASS ROOTS FARM」を進めてきました。この活動は、地域課題の解決とクラブの収益化を目的としています。2021年に開始されたこのプロジェクトでは、圃場での交流や地域特産品の販売などを通じて地域との結びつきを強化してきました。また、ワークショップ「ホームタウンのみらいダイアログ」を通じて、地域の農業課題や経済の衰退についての理解を深めました。

「ソーラーシェアリング」への挑戦

水戸ホーリーホックは、Jリーグ気候アクションに賛同し、クリーンエネルギーへの転換を目指しています。これまでの農業ノウハウを活用し、「ソーラーシェアリング」に挑戦することを決定しました。ソーラーシェアリングとは、太陽光発電と農業を同時に行う取り組みであり、クラブ事業として地域課題と社会課題の両方を解決することを目指しています。

具体的な実施内容

ホームタウン城里町の耕作放棄地(約2000平方メートル)で、藤棚式と垂直式のハイブリッド型ソーラーシェアリングを実施します。発電した電気の一部は農業用電力として自家消費し、残りは地域に販売します。1年目は大豆を栽培し、大豆珈琲を加工品として展開する計画です。大豆珈琲は、たんぱく質やビタミンが豊富で、カフェインを含まないため注目されています。

クラブの目指す形

このプロジェクトを通じて、水戸ホーリーホックは、気候変動アクションの重要性を広く伝えるとともに、有機農業を通じて新しい特産品を生み出し、地域経済の活性化に貢献します。地域の皆様との連携を強化し、地域の生活や考え方を変える取り組みを推進していきます。

新しい挑戦とビジョン

水戸ホーリーホック代表取締役社長の小島耕氏は、クラブ創立30周年を迎えたことを機に、新たな挑戦を通じて地域と共に発展することを目指すと述べています。このプロジェクトは、地域の課題解決と魅力ある地域づくりへの一歩となることを期待しています。

2024 3rd UNIFORM

「GXプロジェクト」に連動して、クラブの新しい未来を象徴する「2024 3rd UNIFORM」が完成しました。このユニフォームは、ホームゲーム3試合(8月31日、9月22日、10月6日)で着用されます。また、レプリカの受注販売も行われます。


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著者:muun 編集部

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