株式会社SIGNING(本社:東京都港区、代表取締役社長:牧貴洋)は、株式会社大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉恭雄)と共同で、企業のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)推進に関する新たなアプローチを提案する『FUNclusion Report』を公開しました。このレポートは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる株式会社へラルボニーの協力を得て、多様な事例を紹介し、企業のDE&I推進に悩む方々やこれから取り組む方々に向けた内容となっています。
本調査は、20~59歳の有職者男女1,034名と、企業のDE&I推進担当者134名を対象に、全国規模でインターネットリサーチを実施しました。調査期間は2024年10月21日から10月22日までです。
1.DE&I実践の難しさ:
企業内でDE&Iを実践する際、7割以上のビジネスパーソンが難しさを感じていることが明らかになりました。
2.HERALBONYとの共創による意識変革:
「異彩を、放て。」を掲げるHERALBONYとの企業共創により、DE&Iに対する意識が大きく変化する事例が報告されています。
3.個人へのアプローチが生むDE&Iマインド:
個々の社員へのアプローチが、組織全体のDE&Iマインドを醸成する効果が示されています。
4.「FUN」アプローチによるDE&I促進:
先行事例の分析から、楽しさを取り入れた「FUN」アプローチがDE&Iの実践を促進することが分かりました。
5.新しいインクルージョンの形「FUNclusion」:
「FUNclusion」とは、楽しさを通じてインクルージョンを広げる新たな方法であり、企業のDE&I推進に有効であると提案されています。
6.「FUNclusion Palette」による自社DE&I診断:
自社のDE&I状況を診断する新しいフレームワーク「FUNclusion Palette」が紹介されています。
株式会社SIGNINGの岡村和樹氏は、「近年、ダイバーシティやDE&Iは様々な社会のルールが整備され、トップダウンの推進はその勢いを増しつつあります。しかし、一人ひとりが肌感と確信をもって実践できているかと問われると、難しさを感じる場面もあるのではないでしょうか。今回のレポートでは、みんなの“ちがい”に向き合うDE&Iにおいて、あえて“同じ”に目を向けることから始める『FUNclusion』という新しいインクルージョンの広げ方をご提案します。そのアイディアに至る過程で、異なる人々がまざり合う先進的な実践を行う団体・企業の皆さんと対話を重ねました。私たちのたどり着いたこのアプローチが、DE&Iの推進や実践に悩みを抱える方のひとつの兆しとなれると嬉しいです。」と述べています。
株式会社SIGNINGは、「ビジネスの課題」と「社会の課題」を同時解決するソリューションを提供するソーシャルビジネススタジオです。現代のビジネス環境は、テクノロジーの進化や世界情勢の激変により、めまぐるしい変化にさらされています。そのような環境下で、多くの企業が、既存のビジネスモデルや競争ルールにとらわれない、新たな成長領域の開拓を迫られています。また、こうした変化の激しい時代に社会と共生し持続的な成長を実現するための方法論として、SDGsやソーシャルビジネスへの関心も急速に高まっています。
SIGNINGは、多くの企業が直面するこうした社会背景をふまえた(1)社会課題を解決しソーシャルグッドを推進していく「Social Design」、(2)事業の新たな成長機会を発見し新市場を創造していく「New Market Design」、という2つの領域に特化しています。コミュニケーション領域にとどまらず、事業・商品・サービス開発領域まで融合した「Social Business Studio」をコンセプトに掲げ、統合的なソリューションを提供してまいります。
元記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000097754.html