下田海中水族館で第2回「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を実施—53名が参加し、キンメダイ漁やマグロ漁の網を選別

2024/11/25

株式会社リファインバースグループは、2024年11月4日(月・祝)に下田海中水族館で第2回「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を開催しました。当日は53名の来場者が参加し、キンメダイ漁やマグロ漁で使用された網の選別作業を行いました。回収された廃漁網は、同社の工場で高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDEⓇ(リアミド)」に再生されます。

イベントの詳細

海洋プラスチックごみ問題は世界的な課題であり、廃漁網の海洋投棄もその一因となっています。リファインバースグループは5年前から廃漁網のリサイクル事業を展開し、「REAMIDEⓇ」として高品質なリサイクルナイロンペレットを製造しています。漁網のリサイクルには、針などの金属を一つひとつ手作業で取り除く必要があります。

今回のプロジェクトは、下田市で使用されていたキンメダイ漁のテグスをリサイクルする目的で、下田海中水族館にて開催されました。3連休の最終日ということもあり、多くの方々が参加し、前回よりも多くの網を選別することができました。

参加者からは、「この網から製品が作られるのですか?」といったリサイクルに関する質問や、「こういう網でキンメダイ漁をしているのですね。金具がたくさん付いていて驚きました」といった感想が寄せられ、キンメダイ漁への理解を深める機会となりました。観光で訪れた方からは、「昨日ちょうど晩御飯にキンメダイを食べました!」との声もあり、網の選別作業に取り組んでいました。水族館の職員の方々にも協力いただき、多くの網を選別することができました。参加者には、処理できた漁網の量に応じて、下田海中水族館からカワウソの給餌体験用のエサがプレゼントされました。

REAMIDEⓇについて

「REAMIDEⓇ」は、使用済み漁網を主な原料とした高品質なリサイクルナイロンペレットです。回収した漁網は、洗浄およびフィルタリングを通じて徹底的に異物を除去します。建材や家電、アパレル製品、オフィス家具など、さまざまな用途で使用されています。

詳細なパンフレットはこちらからご覧いただけます:https://r-inverse.com/features/reamide/

開催概要

リファインバースグループについて

「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」を理念に、20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、さまざまな素材の再生・開発に取り組んでいます。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを、水平循環型リサイクルを実現した再生素材「リファインパウダー」にするため、自社工場で回収・再生を行う事業や、廃漁網や廃車エアバッグから高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDEⓇ(リアミド)」に再生する事業を展開しています。2023年からは、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER(リフェザー)」を開発し、新事業を開始するなど、ビジネスの力で循環型社会を実現するため、事業の拡大と研究を行っています。

詳細は、元記事をご覧ください。

著者:muun編集部

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