「AIスーツケース」は、視覚に障がいのある方を目的地まで自動で誘導することを目的に開発されたスーツケース型ロボットです。日本科学未来館と次世代移動支援技術開発コンソーシアムが共同で開発を進めており、大型ショッピングモールや空港などでの実証実験を通じて技術を磨いてきました。
2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)では、このAIスーツケースが「スマートモビリティ万博」の一環として実証実験を行います。4月から10月までの間、複数のAIスーツケースが会場内で運用され、社会実装に向けた技術的な課題を検証します。
実証実験の体験予約が開始されており、ショート・ツアーとロング・ツアーの2種類の体験コースから選択できます。予約は公式サイト(http://aisuitcase.resv.jp/)で可能です。視覚に障がいのある方は、体験日の1か月前から電話やメールでの予約も受け付けています。
ショート・ツアーは約20分の体験で、パビリオン周辺を巡ります。ロング・ツアーはショート・ツアーのルートに加え、エレベーターで大屋根リングの上に上り、散策が可能です。なお、4月13日から19日まではショート・ツアーのみの体験となります。
体験の最新情報や運用状況は、次世代移動支援技術開発コンソーシアムの公式Xアカウント(https://x.com/AISuitcaseCAAMP)で随時発信されますので、興味のある方はチェックをお勧めします。
予約サイト: http://aisuitcase.resv.jp/
公式Xアカウント: https://x.com/AISuitcaseCAAMP
ロボットエクスペリエンスについて: https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250205-01/
PRTIMES元記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000622.000046783.html