農業スタートアップ企業であるクールコネクト株式会社(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役:神戸 翔太)は、群馬県および埼玉県の遊休資産を農業の力で再生する「キクラゲ栽培による地域活性プロジェクト」を推進しています。このたび、同プロジェクトの第一拠点を群馬県伊勢崎市に設置し、本格的に始動しました。これに伴い、投資家向け農業事業「ノーサ」の『キクラゲプラン』のオーナー募集も本格的に開始しています。
増加する空き家と地域課題の深刻化
日本国内の空き家問題は年々深刻さを増しています。総務省が実施した令和5年住宅・土地統計調査によれば、2023年時点で全国の空き家数は900万戸に達し、総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は13.8%と、いずれも過去最高を記録しています。特に、賃貸用や売却用、別荘などの二次的利用を除いた「その他の空き家」は385万戸に上り、総住宅数に占める割合は5.9%となっています。
群馬県においても、空き家率は16.7%と全国平均を上回っており、空き家問題が深刻化しています。また、埼玉県でも空き家の増加が進んでおり、都市部では老朽化した空き家が防災・防犯上の課題となる一方、郊外では空き家が長期間放置され、地域の活力低下を招いている状況が見られます。
このような状況の中で、空き家の有効活用は、地域社会の活性化と安全性の向上に向けた喫緊の課題となっています。適切に管理されていない空き家は、老朽化による倒壊リスクや、犯罪の温床となる可能性が指摘されており、防災・防犯の観点からも深刻な問題を引き起こす要因となっています。また、放置された空き家は景観を損ない、地域の価値を低下させるだけでなく、周辺住民の生活環境にも悪影響を及ぼすことが懸念されています。
クールコネクトの空き家活用への取り組み
クールコネクトは、増え続ける空き家の有効活用に向け、「遊休資産を農業の力で再生する」という新たな農業モデルを提案しています。日本では空き家の増加が深刻化し、防災・防犯のリスクや地域の活力低下など、さまざまな社会課題を引き起こしています。特に、適切に管理されていない空き家は、放置されることで地域全体の安全や景観に影響を及ぼし、「負の資産」として扱われることが少なくありません。
クールコネクトは、この問題の解決策として「農業による空き家の再生」に取り組んでいます。具体的には、キクラゲ栽培に適した空き家を農業拠点として活用し、持続可能な農業ビジネスを展開することで、空き家問題の解決と地域活性化を同時に実現することを目指しています。
キクラゲ栽培が空き家活用に適している理由
この取り組みにより、地域に新たな雇用を創出し、空き家を「負の資産」から「地域の資源」へと転換することを目指しています。クールコネクトは、空き家問題を「農業×地方創生」の視点から解決し、地域経済の発展に貢献していきます。
投資家向け農業事業「ノーサ」とは
年間業務委託費をお支払いいただくことで、農業のプロであるクールコネクト社が、オーナー様に代わって品質の高い野菜の生産から販売まで一貫して実施。収穫した野菜の売上高がオーナー様に支払われる仕組みです。新規の野菜オーナー様も引き続き募集中です。
公式サイト:https://yasaicrowd.com/
クールコネクト株式会社について
PRTIMES元記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000120610.html