地方の逸品が集結!「にっぽんの宝物」JAPANグランプリ開催

2025/02/10

自治体、商工会、地方銀行などが連携し、地方の商品を全国・世界レベルのヒット商品に育てる「にっぽんの宝物」プロジェクトが、2025年2月26日・27日に東京で開催されます。全国各地の地方大会を勝ち抜いた食・工芸・観光の精鋭たちが集まり、無名の農家や漁師、職人たちが各界の著名人の前で熱いプレゼンテーションを行います。このグランプリで優勝した者は、2025年6月に開催される大阪・関西万博での世界大会への出場権を獲得します。さらに、業界の垣根を超えた革新的なコラボ商品も続々と登場予定です。「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ 2024-2025」、まもなく開幕です。

「にっぽんの宝物」プロジェクトとは

日本の地方には、食、工芸品、観光素材など、世界に誇れる素晴らしいものがあります。しかし、昭和と代わり映えのない商品をそのまま販売しているなど、磨き上げを行っていない事業者の商品は、時代の変化とともに売上が減少しています。過疎化する地方では高齢化が進み、廃業に至る事業者も少なくありません。「にっぽんの宝物」プロジェクトでは、自治体や商工会、地方銀行などと連携し、異業種(1~3次産業)の人材を集め、「アクティブラーニング」と「コラボレーション」をキーワードに、参加者が自社商品の磨き合いを行います。その成果発表の場として「グランプリ」を実施し、地方セミナー、地方大会、全国大会、世界大会(例年シンガポール開催、2025年は大阪・関西万博会場にて開催)の4つのステップを経て、地域の原石を全国レベル、世界レベルのヒット商品に育てていきます。

「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2024-2025」について

2024年度、全国10地域で地方セミナーが開催され、地方大会を勝ち上がってきた54社・45組が10部門に分かれて、今回のJAPANグランプリで競い合います。26日は、食を中心に、工芸、観光などの合計10部門で熱い戦いが繰り広げられ、その勝者が27日のグランドグランプリで、業界、分野を超えた日本一を競い合います。審査員は、有名ホテル社長、シェフ、バイヤー、インフルエンサーなどが集まり、「にっぽんの宝物」という名にふさわしいトップ事業者を選びます。審査基準は、「商品評価」「人物評価」「影響力評価」の3軸。ただ商品を選ぶだけでなく、日本代表にふさわしい、挑戦する「人」を選び、選ばれたことでその地域や業界、さらには日本全体に良い影響を与えるような商品と事業者を選びます。グランプリで高い評価を受ければ、そのまま有名店での販売につながっていきます。また、2025年の世界大会は大阪・関西万博にて開催予定です。EXPO メッセ「WASSE(ワッセ)」と言われる、万博会場でも最大規模(4000平米)の会場の半面での実施となります。世界中から訪れる観客や業界関係者に向けて自社の商品やサービスを直接アピールでき、新たな展望が広がります。特にサステナブルな製品や伝統と革新を融合した商品には高い関心が寄せられることが予想されます。

取材ポイント

「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ 2024-2025」開催概要

グランプリ後の展望

「にっぽんの宝物」プロジェクトが生み出した成功事例

過去のグランプリでは、地方の事業者がコラボレーションを通じて新しい市場を切り開いてきました。例えば:

  1. 北海道の農家 × 兵庫の醤油メーカー
    → 北海道産のじゃがいもと兵庫の熟成醤油を組み合わせた新感覚ポテトチップスを開発し、大手百貨店での販売に成功。
  2. 宮崎の畜産業者 × 京都のパティシエ
    → 高級黒毛和牛の脂を活かした絶品スイーツがSNSで話題に。
  3. 新潟の酒蔵 × 長崎の和紙職人
    → 伝統の日本酒を和紙の特製パッケージで包み、海外展開を実現。

このように、「にっぽんの宝物」プロジェクトは、地域の強みを活かしながら新たなビジネスモデルを生み出し、持続可能な成長を支援しています。

取材・お問い合わせ先

元記事にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2024-2025開催!全国の地方大会勝者が集結


著者:muun編集部

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