株式会社ニューピース(代表取締役:高木新平)は、2024年3月に北陸新幹線の延伸により終着駅となった福井県敦賀市のPR活動の一環として、沿線地域の視点から敦賀の魅力を再編集し、イベントを通じて相互交流を促進する「つながり、巡る。わたしのつるが展」事業をプロデュースしました。このプロジェクトでは、2025年1月に高崎市でのイベントを皮切りに、2月には長野市、3月には富山市でコラボレーションイベントを開催します。
福井県敦賀市は、海と山に囲まれた地域です。本企画では、北陸新幹線の延伸により敦賀と結ばれた3つの地域の編集者や飲食店、イベントプロデューサーを敦賀に招待し、敦賀の食文化や風土を体験してもらいました。その上で、各地域の視点から感じた敦賀の魅力を伝えるイベントを企画しました。
高崎市では「敦賀には高崎にはない海の幸や酒のアテがたくさんある」
長野市では「まだ長野では知名度の低い敦賀だけど、人気飲食店の視点を通して体感してもらえたら良さが伝わるはず」
富山市では「北陸に根付く家族を大切にするという文化に共通点を感じる」
といった、それぞれの地域独自の視点で敦賀の魅力を伝える企画が生まれました。この取り組みを通じて、一過性の誘客効果ではなく、継続的な来訪者の増加を目指しています。
企画概要
高崎市:「敦賀と富山 うまいものとうまい酒」
2025年1月19日に高崎市のコミュニティスペースNAKAKONYAで開催され、高崎の酒カルチャーを提供する飲食店のお酒と敦賀の酒のアテが販売されました。
敦賀からは焼き鯖寿司や敦賀真鯛、敦賀ふぐなどが提供され、360名を超える来場者が訪れました。
長野市:「敦賀と長野 海の幸と山のつくり手たち」
2025年2月7日から11日まで、長野市内の人気飲食店5店舗が敦賀の特産品を使ったオリジナルメニューを提供します。また、善光寺までの参道で開催される灯明まつりに「つるが屋」としてブース出展を行います。
富山市:「つるがととやま 北陸 家族の日」
2025年3月1日の「ファミリーファーストの日」に合わせて、「家族の時間」を大切にしてきた北陸の文化を活かしたイベントを開催します。敦賀と富山の出店者によるコラボレーションで様々なブースやプログラムを展開し、家族と一緒に楽しめる企画を集めた心温まる1日を提供します。
株式会社ニューピースは、創業以来、公共領域のブランディングに取り組んできました。省庁との協働に加え、敦賀市、長野市、富山県、福岡市などの地方行政や、鹿島アントラーズを中心とする茨城県鹿行地域のまちづくりなど、多岐にわたるプロジェクトを手掛けています。外部の視点を持ちながら、地域のプレイヤーたちをコミュニティとして巻き込み、唯一無二の価値を育て、世界から選ばれる地域ブランドの確立を目指しています。
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