株式会社タカミヤ（本社：大阪市北区、代表取締役会長兼社長：髙宮一雅）は、建設現場の足場管理を効率化する新サービス『OPE-MANE（オペマネ）』の専用ページを公開しました。本サービスは、建設業界が抱える人手不足や長時間労働、DXの遅れといった課題の解決を目的としています。

建設業界が直面する課題と『OPE-MANE』の役割

建設業界では、デジタル化の遅れや「3K（きつい・汚い・危険）」というイメージが根強く、人材不足が深刻化しています。さらに、2024年4月からは時間外労働の上限規制が適用され、働き方改革の必要性がより高まっています。タカミヤは、こうした業界の課題を解決するために建設業界向けの総合サービス基盤「Takamiya Platform」を立ち上げ、その一環として『OPE-MANE』を展開しています。

足場管理の効率化でコスト削減と安全性向上を実現

工事現場では、足場の調達方法としてレンタルが約95%を占めており、安定的な供給が重要な課題となっています。しかし、資材価格の高騰や物流の問題により、将来的には足場の調達が困難になるリスクが指摘されています。

『OPE-MANE』では、ユーザーが最低限必要な量を購入し、それをタカミヤの機材管理場「機材Base」で一元管理することで、足場の調達リスクを軽減できます。また、需要が高まる時期にはレンタル供給を確保する仕組みを整えており、工事の遅延リスクを低減。安全性と品質が保証された足場を安定的に利用できる環境を提供します。

足場管理の課題を解決する新たな選択肢

従来の仮設機材の利用方法は「レンタル」または「購入」の2パターンでしたが、『OPE-MANE』では、ユーザーが購入した足場機材をタカミヤの保有機材と混合で管理・整備することで、機材管理の手間やコストを大幅に削減できます。

さらに、全国29か所に展開する「機材Base」から、必要な時に必要な量の足場を確保できるため、機材の保管や整備の負担が軽減され、管理コストの削減が可能です。

『OPE-MANE』の特徴と導入メリット

1. 機材の在庫最適化
   足場機材の稼働率を向上させ、余剰機材の発生を抑制。
2. 全国展開による利便性
   全国の「機材Base」から足場を引き出せるため、必要な場所に最適な機材を供給可能。
3. コスト削減と収益性向上
   機材管理コストの大幅な削減により、事業の利益率を向上。
4. 安全性の「可視化」
   タカミヤ独自の耐久性試験データを活用し、数値化された安全基準をクリアした足場のみを提供。

タカミヤが提供する建設DXソリューション「Takamiya Platform」

『OPE-MANE』は、タカミヤが推進する「Takamiya Platform」の一環として提供されています。このプラットフォームは、建設業界の生産性向上と人材不足の解決を目的としたDXソリューション群を統合し、以下のようなサービスを展開しています。

• OPERA（足場レンタル・売買・運用マーケットプレイス）
• タカミヤのBIM/CIM（デジタル設計支援）
• Tobira（人材確保支援）
• タカミヤの安全教育（業界向け安全教育プログラム）

これらのソリューションを通じて、業界全体の業務効率化を推進し、コスト削減や安全性向上に貢献しています。

まとめ

『OPE-MANE』は、足場管理の新しい選択肢として、建設業界の人手不足や長時間労働、機材管理の負担軽減を実現するサービスです。タカミヤは、建設現場の生産性向上を支援するDXソリューションを提供し、業界全体の発展に寄与していきます。

会社概要

• 社名：株式会社タカミヤ
• 代表：髙宮 一雅
• 本社所在地：大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB27階
• 設立：1969年6月21日
• 資本金：10億5,214万円
• 従業員数：781名（連結従業員含む）

元記事URL：タカミヤ『OPE-MANE』サービスページ公開

---