三和建設株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:森本尚孝)は、建設4社と共同で進めてきた岐阜県高山市高根町の阿多野郷小水力発電所・野麦小水力発電所を完成させ、2025年1月17日に竣工式を行いました。
事業の背景
本事業は、阿多野郷・野麦小水力発電株式会社の代表取締役・井上博成氏が、高山市の豊かな自然と地形に着目し、小水力発電による地域活性化の可能性を提案したことから始まりました。高山市はこの提案を含め、14社と1つの社団法人と連携し、2024年11月に岐阜県内で初めて脱炭素先行地域に選定され、5年間にわたる脱炭素化への取り組みを本格化しています。
地域との共創による持続可能なエネルギー
新たに稼働を開始した小水力発電所は、地域の豊富な水資源を活用し、クリーンな電力を生産します。発電された電力は、地域新電力の飛騨高山電力株式会社が買い取り、地元住民に従来よりも安価な電力を供給することで、地域経済の活性化に寄与します。また、発電所の維持管理を地域住民に委託することで、地域の雇用創出にもつながります。
中小建設業の連携による地域貢献
三和建設は、一般社団法人 地域建設業新未来研究会の一員として、全国の建設会社と連携し、地域社会の持続可能な発展に貢献しています。本事業は、中小建設業が持つ技術力と地域密着性を活かし、地域住民との共創によって実現したものです。
今後の展望
三和建設は、中小建設業として、複数の企業と交流を深め、信頼関係を構築することで、持続可能な形で地域に貢献できると考えています。中小建設業ならではの多角的なアプローチで、環境保護や地域創生に取り組んでまいります。
会社概要
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