障害を乗り越えたバリアフリースタイル代表・白倉栄一、障害者雇用推進と「タイパ重視」のZ世代を対象にした『いつも仕事が速い人が大切にしていること』を出版。効率化と省力化の経験を書籍化

2024/07/02

「タイパ重視」を習慣化するZ世代に送る新刊のご案内

バリアフリースタイルは、2024年4月30日に『いつも仕事が速い人が大切にしていること』を出版しました。著者の白倉栄一氏は、入社2年目の24歳の時に交通事故に遭い、車椅子生活を余儀なくされました。しかし、効率化と省力化を徹底的に追求し、キャリアを積み上げて課長に昇進しました。この経験を基に、時短や省力化のノウハウをZ世代や障がい者雇用の推進者に伝える内容となっています。

Z世代の現状と課題

近年、入社3年目までのZ世代の早期離職が課題となっており、離職率が32.3%に達しています。退職理由のトップ3は、「仕事にやりがい・意義を感じない」、「給与水準が満足できない」、「自分のやりたい仕事ができない」です。これらの結果から、若手人材が働くことにやりがいを求め、自己実現を重視していることが伺えます。

本書の目的

本書は、楽しみながら時短と省力化に取り組むことでキャリアを切り開く方法を著者の体験に基づいて紹介します。特に、Z世代に対しては、やりがいを見出せない入社3年目の段階でキャリアを見直し、仕事に対する意識を高める手助けをします。また、障がい者を雇用する企業経営者や人事担当者に向けて、障がい者のキャリアアップ事例として認識してもらい、バリアフリーな職場環境の構築を推進します。

時短化と省力化の事例

時短化の実践例

  1. 自分だけのゲームを作る: 時計などを使ってタイムアタックを行い、つまらない仕事をワクワクに変える方法。
  2. ムダな仕事を省く: 楽しみながら改善を行い、職場全体の活気を高める。

省力化の実践例

  1. ムダを洗い出す: 仕事で感じるムダや面倒なことを洗い出し、改善することで得られる効果を見える化。
  2. 職場の改善: 楽しめる改善を行い、職場全体が活気づくようにする。

白倉栄一のストーリー

1995年にイオンリテール株式会社に入社後、バイヤーを目指してキャリアをスタート。しかし、入社2年目に交通事故に遭い、車椅子生活を余儀なくされました。復職後、車椅子でのキャリアアップの難しさに直面しましたが、上司や家族の助言を受けて新しいキャリアを見出しました。時短化と省力化に取り組んだ結果、イオンリテール株式会社の店舗人事総務課長に昇進しました。2013年には、当時勤務していたイオン取手店が全国449店舗中で顧客満足度1位を獲得しました。

本書の構成

▶︎第1章 今までのうまくいかなかったことはもう考えない!
悩んだら原点を振り返ってみる
できること・得意なことを強みにする
効率アップに欠かせない不得意なことへの対策
優先順位を見誤らないことが時短につながる
3+1の仕事の検証で仕事がかなり速くなる!
準備やルーティンで仕事の質が変わる!

▶︎第2章 時短化に欠かせない!?「印象力」を身につける
印象力で時短化・省力化が見込める理由
あなたの印象を真っ先に変える「挨拶」の身につけ方
あなたをすごく感じのいい人に変える「笑顔」の身につけ方
あなたを大きく飛躍させる「発声」の身につけ方
厳しい環境でもポーカーフェイスで乗り切ろう
すぐに謝れる人になるだけで印象は変わる

▶︎第3章 「効率化」「省力化」でライバルに圧倒的な差をつけよう!
手帳に書く2つのメリット
手帳を使いこなすためのテクニック
超高速で書き上げるためのライティングテクニック
ムダに気づいて「こうしたほうがラク」を見つけよう
キーボードを速く打てるだけで効率が上がる
どんな仕事でもスピードアップするたった1つのコツ
身の回りで不具合となるものを徹底的に取り除こう
書類は捨てるルールを作ろう
パソコンのファイルも整理整頓をしてみよう

▶︎第4章 人に仕事を任せても喜ばれる方法を身につける
仕事を抱えすぎていませんか?
自分の苦手な仕事を部下・後輩にお願いする方法
教え方が上手な人だと思われることで信頼度をアップさせる
「先回り思考」で仕事が速くなる
どんな人に対しても平等な目線で優しく接していこう
困っている人を助けてあげて頼される存在になろう

▶︎第5章 上司を味方にすれば仕事が速くなる
あなたの上司に対するスタンスを変えてみる
評価を上げるためにこれだけはやっておきたいこと
相手の喜ぶことに目線を変えて行動してみる
上司の上の人の価値観を知っておく
上司の感情をコントロールする「根回し」のコツ
仕事納期をきっちり守って上司の期待を超えるコツ
上司のサポーターになろう
上司の得意分野の関わり方を考えてみる
「できる人」と思われるための話し方のコツ

▶︎第6章 ピンチなときこそ「考え方」が一番重要になる!
目立たない部署でもやれる戦略はきっとある
嫌だと思う仕事でも発想を変えると成果が出る
働きやすい環境になるためにやっておきたいこと
一生懸命やっていれば必ず味方はいる

まとめ

本書は、白倉栄一氏が車椅子生活というハンデを乗り越え、効率化と省力化を実践してキャリアを築いた経験を基に、Z世代や障がい者雇用の推進者に向けたノウハウを提供します。時短や省力化の具体的な事例やアドバイスを通じて、読者が自分自身のキャリアを見直し、仕事に対する意識を高めることを目指しています。バリアフリーな職場環境の構築を推進し、誰もが働きやすい社会を実現するための一助となることを期待しています。

詳細は公式ウェブサイトでご確認ください: PR TIMES

著者:muun編集部