一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京都港区、代表:志村季世恵)は、ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」が、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の国際賞「Zero Project Award 2025」を受賞したことを発表しました。
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」:https://taiwanomori.dialogue.or.jp
「Zero Project Award」は、オーストリアのエスル財団が国連障害者基本条約の原則と目標に基づき設立したもので、障壁のない世界を目指す取り組みを評価する国際的な賞です。第14回目となる今回は、世界90か国から522団体がエントリーし、「対話の森」は「インクルーシブな雇用」の分野での功績が認められ、受賞に至りました。
Zero Project Awards 2025 WEBサイト:https://zerocon25.zeroproject.org/opportunities/UGFydGljaXBhdGlvbk9wcG9ydHVuaXR5OjEzNzc2OA==
「対話の森」は、視覚障害者や聴覚障害者、高齢者など、多様なバックグラウンドを持つ人々がともに働き、多様性を体感できるミュージアムです。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」や「ダイアログ・イン・サイレンス」などの体験型プログラムを提供し、来場者は多様性の価値を直接感じることができます。
代表理事の志村季世恵は、「スタッフ124名のうち約75%が視覚障害者、聴覚障害者、高齢者、性的マイノリティ、車椅子ユーザーなどのマイノリティです。互いに工夫してコミュニケーションを取り、仲間と関わりたいという思いから自然に生まれた行動が、新たな文化となっています。これこそがダイバーシティ&インクルージョンの真髄であり、前例がないからできないを前例を自ら作るに変える力が、これからの社会を豊かにする鍵だと信じています」とコメントしています。
ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、1999年以降、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」などのソーシャルエンターテイメントプログラムを開催し、延べ約28万人が体験しています。2020年8月には東京・竹芝に「対話の森」をオープンし、誰もが対等に対話し、協力し、信頼し、安心して社会参加できる場を提供しています。
※元記事へのリンク:ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」がDE&Iの国際賞「ゼロ・プロジェクト・アワード2025」受賞