東京都は、都政や都民生活に必要な情報を伝える広報紙「広報東京都」を毎月1日に発行しています。12月号では、「人権週間」や「障害者月間」に合わせて「バリアフリーを考える」をテーマに特集を組み、多様な視点からのバリアフリーについて紹介しています。
12月号の表紙は、ダウン症の書家である金澤翔子さんに書いていただいた「想」の字を起用しました。紙面インタビューにて、母である泰子さんからは「今回の『想』という字も、きっと誰かの幸せや笑顔を想いながら書いたのだと思います。翔子の字で少しでも温かい気持ちになっていただけたら、これ以上の喜びはありません。」と言葉を寄せてくださいました。
1985年東京都生まれ。5歳の時に、書家である母・泰子に師事し、書を始める。伊勢神宮や東大寺など、神社仏閣の総本山や大本山にて奉納揮毫や個展を開催。自身の代表作「共に生きる」を合言葉に、共生社会の実現に向けた活動にも継続的に取り組んでいる。
X:@shoko_kanazawa Instagram:@shoko.Kanazawa、公式HP:https://k-shoko.org/
また、視覚障害者向けの点字版・音声版や、小学生高学年とその保護者を対象とした「こども版」も発行され、多様なニーズに対応しています。
詳細は、「広報東京都」ウェブサイト(https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/)をご覧ください。