多様な人々が暮らす東京で「バリアフリーを考える」—広報東京都12月号特集

2024/12/02

東京都は、都政や都民生活に必要な情報を伝える広報紙「広報東京都」を毎月1日に発行しています。12月号では、「人権週間」や「障害者月間」に合わせて「バリアフリーを考える」をテーマに特集を組み、多様な視点からのバリアフリーについて紹介しています。

特集内容

  1. バリアの存在と心のバリアフリー
    街に存在する物理的なバリアだけでなく、心の中にある「バリア」に目を向ける重要性について解説。誰もが快適に暮らせる社会を目指し、理解を深める内容が掲載されています。
  2. ヘルプマークとやさしい日本語の活用
    日常生活で役立つ「ヘルプマーク」や「やさしい日本語」の具体的な使い方を紹介。障害の有無や文化的背景に関わらず、すべての人々が安心して生活できる環境作りを提案しています。
  3. 特別インタビュー:金澤翔子さん親子の思い
    表紙にはダウン症の書家・金澤翔子さんの作品「想」を採用。紙面では、母であり師でもある泰子さんへのインタビューを通じ、翔子さんの日常や書に込められた思いが語られています。
  4. 人権週間キャンペーンと著名人の寄稿
    12面では、令和6年度の人権週間(12月4日~10日)のキャンペーンを特集。落語家の林家つる子さん、漫画家のカメントツさん、小説家のカツセマサヒコさんが「寛容と尊重」をテーマに語る内容を掲載しています。
    URL:https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/jinken_syukan2024

12月号の表紙

12月号の表紙は、ダウン症の書家である金澤翔子さんに書いていただいた「想」の字を起用しました。紙面インタビューにて、母である泰子さんからは「今回の『想』という字も、きっと誰かの幸せや笑顔を想いながら書いたのだと思います。翔子の字で少しでも温かい気持ちになっていただけたら、これ以上の喜びはありません。」と言葉を寄せてくださいました。

【プロフィール】金澤翔子

1985年東京都生まれ。5歳の時に、書家である母・泰子に師事し、書を始める。伊勢神宮や東大寺など、神社仏閣の総本山や大本山にて奉納揮毫や個展を開催。自身の代表作「共に生きる」を合言葉に、共生社会の実現に向けた活動にも継続的に取り組んでいる。
X:@shoko_kanazawa Instagram:@shoko.Kanazawa、公式HP:https://k-shoko.org/

広報東京都の配布方法

また、視覚障害者向けの点字版・音声版や、小学生高学年とその保護者を対象とした「こども版」も発行され、多様なニーズに対応しています。

詳細情報

詳細は、「広報東京都」ウェブサイト(https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/)をご覧ください。

著者:muun編集部

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