ヒール ザ ガーデンは、横浜・戸塚を拠点に“庭づくりは暮らしづくり”を掲げ、設計から施工、アフターケアまでを一貫して手がけるエクステリアの専門集団です。職人からスタートして、30年の業界キャリアを持つ斎藤社長と、同じく職人を経てCAD設計を始め、現場の視点からプランニングを行ってきた佐藤専務──二人が出会い、ともに創り上げた会社には「ただ美しいだけでなく、機能性とお客さまのライフスタイルに寄り添う外構・庭を届けたい」という揺るぎない想いがあります。
「庭づくりは暮らしづくり」をテーマにお届けしてきた本連載。第1回の「創業の想い」、第2回の「設計のこだわり」を経て、第3回となる今回のテーマは「地域に根ざす外構・庭づくり」です。
ヒール ザ ガーデンが活動するエリアは、横浜・川崎・湘南といった神奈川県内から、町田・世田谷・目黒などの東京都南部まで多岐にわたります。 これらのエリアは、入り組んだ住宅街、坂の多い丘陵地、海沿いなど、場所によって環境が全く異なります。
今回は、代表の斎藤さんに加え、現場施工を指揮する職人の大石さんと佐藤さんをお招きしました。実は代表の斎藤さんも、かつて現場で汗を流した経験者。現場を知り尽くした3人が語る、エリアごとの「外構・庭づくりのリアル」に迫ります。

ーー第3回は、ついに現場の「職人さん」にお越しいただきました!まずは皆さんの関係性について教えてください。
斎藤: 弊社の施工を支えてくれている、職人の大石さんと佐藤さんです。僕も昔は現場に出て施工をやっていた時期があるんです。だからこそ、二人の技術の凄さが肌感覚でわかるんですよ。大石さんと佐藤さんは、もう20年以上一緒に仕事をしている職人仲間です。数々の現場で、困難も一緒にくぐり抜けてきた関係ですね。
佐藤(職人): そうですね(笑)。代表の斎藤さんも取締役の佐藤さんも現場の「苦労」を知っているから、無茶な図面は描いてこない。 稀に無茶な図面もあるんですが(笑)そっちがそう言うのなら実現するしかない、という気概でもいますし、実現ができるようお互いに本音で話し合える仲でもあります。例えば、重機が入らないような狭い場所で、どれだけ人力で運ぶのが大変か。そういう苦労を分かった上で「でも、ここは頑張って石を使いたい」と相談されると、こっちも「よし、やるか!」って気になりますね。
斎藤: ありがとうございます。私は図面を描くとき、頭の中で一度「自分で施工」してみるんです。特に都内や横浜の現場は、隣家との境界がシビアだったり、搬入経路が限られたりすることが多い。 そうすると、デザインにも少なからず影響がでることもあります。でも、大石さんや佐藤さんはその厳しい条件の中でも、こちらの想像を超える綺麗な納め方をしてくれる。現場に行くと「なるほど、そう来たか!」と感動しますよ。もちろん配慮はします。搬入経路が狭い場所の場合、大きなものは極力使わず、小さく、あるいは小分けにできるような素材を敢えて選んだりします。
大石(職人):そうですね。特に敷地が狭い現場では助かることが多いですね。運搬が大変になりそうな立地では、運びやすいサイズの素材を優先して使った設計をしてくれる。そういう配慮があるだけで、現場は本当にやりやすくなります。
斎藤:図面は「描いた瞬間が完成」ではなく、「現場で安全に、美しく形にできて初めて完成」だと思っています。
ーー 今回のテーマは「地域に根ざす」ですが、東京から神奈川までエリアが広いですよね。場所によって、違いはあるのでしょうか?
斎藤: 全っ然、違いますね(笑)。
大石(職人): 全く違います。例えば、東京(世田谷・目黒など)や横浜北部の住宅街だと、隣のお家との距離が近い。だから、目隠しの高さや、木の枝が越境しないような配慮がすごく大事になります。 一方で、湘南や三浦エリアに行くと、今度は「潮風」と「砂」の対策が必要になる。同じ「庭づくり」でも、求められる技術の引き出しが違うんです。
斎藤: 土質も全然違いますよね。
大石(職人): そう。造成されたばかりの住宅地だと、掘るとガラ(建築廃材)が出てきたり、粘土質でカチカチだったりする。たまに、昔懐かしい飴の缶や、ファンタグレープが出てきたりします(笑)。逆に海側は砂地で水が抜けすぎることもある。 「このエリアの土はこうだ」と体が覚えているので、図面を見た段階で「あ、ここは土壌改良をしっかり入れないと木が育たないな」などと予測がつきます。鎌倉は土質が固く掘るのは大変だけど安定する、湘南は砂地が多いので、掘るのは簡単だけど固定できず不安定になる可能性があるなど、その土地土地で異なります。
斎藤:湘南では、地盤を固めるために通常より深く掘削し、砕石層を厚くするなどの工夫を行います。完成後は見えませんが、こうした工程が外構の寿命を左右します。 その「予測」と「判断」ができるのがプロなんです。見た目だけ綺麗に作っても、土台が悪ければ、その上に造るものは長持ちしません。また土が悪ければ、数年で木は弱ってしまう。 僕らは東京の過密な環境も、湘南や鎌倉の自然豊かな環境も、横浜の坂の多い住宅地もすべて知っているからこそ、その土地にベストな提案ができると思っています。
ーー 現場を知っているからこそ、職人さんと意見がぶつかることもあるのでは?
斎藤: ありますね(笑)。リフォームの現場だと特に、掘ってみたら予期せぬ水道管やガス管が出てきた、なんてことは日常茶飯事です。 そんな時、私が「デザインを変えたくない!」となっても、大石さんや佐藤さんが「配管を避けて、少し角度をつければデザインを崩さずにいけるよ」と冷静に提案してくれる。階段の段差を調整し、場所を少しずらしながらも、お客様の生活スタイルを維持、導線を邪魔しないベストなアイデアを出してくれます。
佐藤(職人): 現場は何が起こるか分からないですから。でも、ヒールザガーデンの斎藤さん始め皆さんも「現場の大変さ」を理解してくれているから、話し合いがスムーズなんです。 「設計だけの人」だと、どうしても現場と喧嘩になりがちなんですが、うちは「どうすればお客様にとって一番いいか」を共通言語にできている気がします。
斎藤: 「現場を知っている」というのは、単に工程が分かる、現場作業ができる、ということだけじゃなくて、「職人さんへのリスペクトがある」ということだと思うんです。 良い図面と、良い施工。この両輪が噛み合って初めて、地域のお客様に喜んでもらえる外構ができると信じています。
ーー ほんとうの信頼は逆境や苦労を乗り越えて生まれるもの、ですよね!今回のテーマ「地域に根ざす」ですが、根ざしすぎて思わぬトラブルに見舞われたなど、お話しできる範囲で伺っても良いでしょうか?
佐藤(職人):擁壁をつくるための仮土留め工事中に、ユンボで掘削をしていたときですね。
下を川が流れている現場で、ユンボごと川側に落ちそうになった場面がありました。
大石(職人):現場は常に危険とアクシデントと隣り合わせです。あの時はほんと焦りました。佐藤さんがユンボを運転していましたもんね。ユンボの回復から地面の改良まで、ほんとにヒヤヒヤしながらの作業が続いた現場でした。
斎藤:こういう現場の経験を一つ一つ積み上げていくからこそ、経験と勘が養われますし、職人同士、あるいは設計と施工がうまくかみ合うのだと思います。お互いのことを良く知った、長年信頼関係のある職人と仕事をすることを大切にしています。

ーー ところで、一般のお客様からすると「職人さん=寡黙で怖そう」というイメージがあって、現場で話しかけづらい…という声も聞きますが、実際はどうなんでしょうか?
佐藤(職人): ああ、それはよく言われますね(苦笑)。作業に集中して眉間にシワが寄っていることもあるので…。でも本当は、気軽に話しかけてもらえるとすごく嬉しいんですよ。
斎藤: うちの職人チームは、みんな「お客様と話すのが好き」なんですよ。挨拶はもちろんですが、「ここはどうなるんですか?」とか、質問されるのを待ってたりしますよね?
大石(職人): そうなんです。「今、何をしてるんですか?」と聞かれたら、「ここは水はけを良くするために、見えないけどこういう層を作ってるんですよ」って、作業の意味を説明したい(笑)。 こだわりを持って作業している部分ほど、完成すると見えなくなってしまうことが多いので、工事中に興味を持ってもらえるのは職人冥利に尽きます。
斎藤: 以前、お客様から「職人さんが怖くて要望が言えないかも」と心配されたことがあったんですが、工事が終わる頃には「大石さんとのお喋りが楽しかった」「庭の手入れ方法も教えてもらえた」と、すごく仲良くなっていましたよね。
佐藤(職人): 休憩中にお子さんが話しかけてくれたりするのも励みになります。僕らはただ作業をするロボットじゃなくて、「お客様の暮らし」を作りに来ているので。 だから、現場で見かけたら遠慮なく「お疲れ様!」とか「これ何?」って声をかけてください。見た目はちょっとイカついかもしれませんが、中身は優しいので安心してください(笑)。
斎藤: お客様だけではなく、お隣などご近所にはとても気を配ります。騒音が出てしまったり、工事で人の行き来、車の往来が多くなったり、皆さんどうしてもご心配されると思います。まずは何事もなく工事が終わるよう、細心の注意を払って現場を進めます。しかし、もしなにかご迷惑をお掛けするようなことがあった場合、お客様とそのご近所様でトラブルなどになってしまわないように、できる限りの対応をしています。
大石(職人):それは非常に強く意識します。ご近所との関係性も含めて、施工後も長く安心して過ごしていただける日常の空間を作る事が、我々に求められていることですし、それは絶対に提供すべきことだと思っています。
ーー 最後に、これから外構づくりを考えている地域の皆さんにメッセージをお願いします。
斎藤: 都心のコンパクトな空間でも、郊外の広々とした敷地でも、その土地の光や風を読み解いて、一番心地よいプランをご提案します。どんな条件でも、まずは理想の暮らしを聞かせてください。
佐藤(職人): 僕らは、作ったお庭、外構が5年後、10年後にどう育つか、どう変化していくかまで考えて施工しています。見えない土の中や基礎の部分こそ丁寧に。斎藤さんたちの設計を、責任を持って形にしますので、安心してお任せください。
斎藤: 私たちは、東京・神奈川という多様な街の表情を知っています。 現場のリアルを知るスタッフと職人が、ワンチームで皆さんの暮らしをサポートします。「うちのお庭、外構もお願いできるかな?」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。すぐに駆けつけます!
ーー 皆さん、本日はありがとうございました!
Heal The Garden
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MAIL:mail@heal-the-garden.com
インタビューに答えていただいたのは…

株式会社Heal The Garden(ヒール ザ ガーデン)
代表取締役:斎藤 亮 さん(右)
職人:大石さん(左)
職人:佐藤さん(中)

社 名:株式会社Heal The Garden(ヒール ザ ガーデン)
代表取締役:斎藤 亮
取締役:佐藤 武弘
本社所在地:〒244-0815横浜市戸塚区下倉田町130-1セントラルハイツ1F
設立:平成23年4月25日
事業内容 :【エクステリア事業】(外構設計~施工)【ガーデン事業】 (造園設計~施工)
オフィシャルウェブサイト:https://heal-the-garden.com/
X:https://x.com/HealTheGarden
Instagram:https://www.instagram.com/healthegarden/
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