株式会社スペックホルダーは、エフエム宮崎の人気番組『畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に!!~』の最新エピソードで、宮崎県えびの市にある株式会社坂元農場の代表取締役社長・福元峻一氏をゲストに迎えました。番組では、全国和牛能力共進会で高い評価を得た生産技術や、未経産雌牛にこだわる独自の飼育方法、新たな販売戦略について深掘りしました。また、国産飼料「元気森森®」が畜産業に与える影響や可能性も議論されました。
坂元農場は、全国和牛能力共進会で2大会連続日本一の評価を受けた実績を持ちます。福元氏は、畜産技術者や地域全体のサポート体制と連携しながら、宮崎牛の品質向上に努めた取り組みを紹介しました。また、宮崎県内の競争が激しい予選を勝ち抜き、日本一を獲得するまでの道のりや努力についても触れられました。
抗生物質を使わず、30か月以上かけて育てた未経産雌牛の脂は融点が低く、胃もたれしにくいのが特徴です。自然な方法で育てることで、健康的かつ柔らかい牛肉を実現しています。この飼育哲学が、坂元農場の付加価値の高い宮崎牛づくりの基盤となっています。
コロナ禍を契機に、坂元農場では精肉店や焼肉店の運営を開始しました。さらに、自家製ビーフジャーキーを製造する工房も立ち上げ、地元の消費者と直接触れ合う場を作っています。「顔の見える販売」で消費者の声を直に聞くことで、さらなる品質向上を目指しているとのことです。
後半では、日本製紙が提供する木材由来の飼料「元気森森®」について特集しました。福元氏は「海外産飼料に頼らず、安定供給が可能な国内産飼料が畜産経営の安定に大きく寄与する」と期待を寄せました。日本製紙の担当者も、安定した価格と供給体制について詳しく説明しました。
詳細は、元記事をご覧ください。