フードドライブで食品ロス削減と貧困問題解決を目指す取り組み

2024/11/21

特定非営利活動法人フードバンク湘南(神奈川県平塚市、理事長:大関めぐみ)は、ひとり親家庭を中心とした生活困窮世帯への継続的な支援を行っています。長引く物価高の影響で支援を必要とする世帯が増加する一方、分配する食品の寄付は減少傾向にあります。そこで、10月の「食品ロス削減月間」を契機に、企業や一般家庭に対して食品寄付の呼びかけを強化しています。

フードドライブとは

フードドライブは、家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、フードバンク団体や福祉施設などに寄贈する活動です。フードバンク湘南では、市役所や企業の空きスペースを活用し、定期的にフードドライブを開催しています。今後も、会場を提供してくださる企業や、企業・商業施設内でフードドライブボックスを設置していただけるパートナーを募集しています。

フードドライブの必要性

企業では、賞味期限の問題やパッケージ破損などで市場に出せない食品を寄付し、一般家庭では消費しきれない未使用の食品を寄付することで、これらの食品はフードバンクを通じてひとり親家庭、児童福祉施設、緊急的に支援を必要とする方、子ども食堂などに届けられます。この取り組みは、食品ロス削減と貧困解消というSDGsの目標達成に寄与し、双方にとって有益です。また、企業にとっては、食品廃棄時のコスト削減にもつながります。

支援世帯数と寄贈量の現状

フードバンク湘南の支援世帯数は、2021年度から2024年度にかけて2倍以上に増加しています。一方で、寄贈された食品の総重量は支援世帯数に対して伸び悩んでおり、在庫の減少が懸念されています。在庫管理には、株式会社アクアリーフ(神奈川県平塚市、代表取締役:長谷川智文)が開発した「フードバンク業務管理システム」を活用しており、必要な情報を適時に把握し、食品寄付の呼びかけを行っています。

利用者の声

フードバンク湘南を利用している方々からは、以下のような声が寄せられています。

今後の展望

フードバンク湘南では、フードドライブの協力企業やスーパーとの連携を強化し、寄贈食品回収ボックスの設置を推進しています。支援を必要とする家庭に食品が届くことで、少しでも希望を持てる社会の実現を目指しています。また、支援者の声を社会全体と共有し、活動の周知とメディアを通じた発信を目標としています。

認定NPO法人フードバンク湘南について

フードバンク湘南は、食品ロス削減を目的に、企業・農家・一般家庭から食品の寄贈を受け、ひとり親家庭や支援を必要とする方、児童福祉施設、子ども食堂などへ無償提供することで、貧困問題の解決を目指しています。団体の活動に賛同していただける企業・学校・団体を募集し、共に問題解決に取り組んでいます。

団体概要

詳細は、元記事をご覧ください。

著者:muun編集部

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